12(じゅうに)blog

最近は専らプレイしたゲームの感想を書くだけです。 更新ペースは非常にゆっくり・・

プレイ感想 Gothic murder (ゴシックマーダー) (ネタバレなし)

この度もどうもご無沙汰でした。

今回はこのコロナ禍のご時世に、扁桃腺を痛めてしまって
土日に部屋から出れない時に探しただしたアドベンチャーゲームを紹介。
(幸い熱も出ず2日で回復しましたが)

それで今回プレイしていた作品ですが・・


Gothic Murder(ゴシックマーダー)-運命を変えるアドベンチャー-
公式サイト:http://orange-app.jp/game/GothicMurder/


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タイトル画面。
主人公がメイドの女の子で仕える家の主人や他の登場人物に容姿端麗な美男子がいるので
やもすると乙女ゲーっぽくも見えますが
れっきとしたアドベンチャーなのでご安心を。(何が?w)

ちょうどセール期間中だったこともあり、
1,200円⇨800円と大変お手軽な価格になっていましたので購入しました。
(残念ながらセール期間は2021年7月14日で終了してしまいましたが)



それではゲーム紹介と感想をば。




あらすじ&メインキャラ2名について


舞台は20世紀初頭の英国にある伯爵家の屋敷。
メイドとして働いている主人公は、他人の直近の死を夢で予知することができる。
そんな彼女が新たに予知したのは仕えている主の死。

折しも屋敷は遺産相続と不吉な遺言を巡って、ざわついていた。
恐るべき殺人計画はそんな中、進行していく……。

主の命を救うため、主人公は夢で得た情報を元に奔走する――

(以上、公式サイトより引用)

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主人公の新人メイド、エリー。
身近な人間の死を予知夢として見る、という特殊能力を持つ。

生活のために作中の屋敷で住み込むで働くことになったものの、
毎晩、主人のアーヴィングの死を予知夢として見るようになってから
彼の死を回避するために奔走することになる。



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エリーの仕える屋敷の主人、アーヴィング。
父を亡くしたことから若くして伯爵の地位を継ぐことになった青年。

急遽伯爵の地位を継いだ事からか、その相続をめぐって
訳ありの親族や謎の青年や霊媒師が集まってきたり・・・。

で、案の定、命を狙われてしまっているので毎晩エリーの夢で彼の死が予知され、
選択肢を間違えようものなら、彼の死に直結するため死亡シーン多数。

う〜ん、もうちょっとなんとかならんのかいw

とりあえず紹介はメインキャラ2名のみでご勘弁。


ゲームの基本システムについて


本作も王道的なミステリーアドベンチャーの例に漏れず、
表示されるテキストを読み進めていくタイプのミステリーアドベンチャー。
(さらに言えば某裁判ゲーに近い感じ)


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途中、屋敷の中をイメージのような簡易マップで移動していくシーンもあり。
ちょっと難易度の高いミステリーアドベンチャーのように
時間の流れとか正しい場所に行かないとゲームオーバー、
とかいうような事はないのでご安心を。


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物語途中の捜査シーン。
良くあるタイプの捜査するものを選んで情報を集める形式で
時たま選択肢が現れて推理することになります。


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そして捜査で得た情報を元に、相手を推理で追い詰めるクエスチョンシーン。


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画面上部にエリーと相手側のライフが表示がされ、
推理に失敗するとエリーのライフが減り、
推理で相手の嘘や説明の穴を突くことが出来れば相手のライフを減らせます。


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最終的に自分のライフを残した状態で、相手を追い詰めライフをゼロに出来ればクリア。
反対にエリーのライフがゼロになってしまうと即刻ゲームオーバーに。

という感じで、テキストシーン・捜査シーン・クエスチョンシーンを
繰り返すことでストーリーは進行していきます。

それではゲームシステム紹介はこんなところにしておきまして感想をば。

評価点:謎解きと推理で相手を追い詰め、真相に迫る面白さ


どの推理アドベンチャーにも言える事ですが、

・作中の事件のトリックと犯人を暴いていくこと
・全ての事件を仕組んだ黒幕たる人物を探し出し追い詰めていくこと
・綿密に張られた伏線を回収した上で黒幕の正体が予想を裏切ってくれること

ゲームを進める上でこれら真相を知っていくことが推理アドベンチャーの醍醐味と思います。

本作においてもこれらの要素はもれなく含んでおいてくれているので
遊んでいて止めるタイミングがなかなか決めれなくなってしまいました。


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各話ごとに毎度予兆されるアーヴィングの命の危機。
この導入の仕方が続きを気になってゲームを中断させにくくする仕掛けなのかなと。

先述の通り黒幕も意外な人物かつちゃんと伏線も張られているので
お手軽価格のゲームと侮ることなかれ。

気になった点:難易度とボリュームが物足りず


外出できなかった日に購入した本作ですが、半日でメインストーリーをクリアしました。
(追加DLCもありますが、それは除く)

半日で終わった事実を踏まえると、アドベンチャー好きとしては
ボリュームが少々物足りないかな、と思わざるを得なかったです。
(定価1,200円で尚且つセール中の購入なので費用対効果としては十分過ぎるのですが)

ただそうなってしまうのも致し方ないのかな?と思うところがありまして
本作はスマホで気軽にゲームをプレイするようなライトユーザー向けに作成された作品であって
ガチゲーマー向けでは無いのでは?と思ったのです。

公式ホームページにおいて配信されているプラットフォームが

「App store」 「Google Play」 「STEAM」 「Nintendo Switch」 「PS4」

という順番に並んでおり、この事からおそらくはスマホ向けの配信が最初だったのではないかと。

以上からゲーム専用機でガチプレイする人をそもそものターゲットに設定していないのでは?
と考えるに至りました。
(難易度も簡単めでしたので)

なのでこの点に関しては不満というよりはミスマッチというべきところですね。
気になる方はご留意を。

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やめ時を見失ってどんどん進めていたら、半日でエンディングに。
ガチのアドベンチャー好きにはやはり少し物足りないかな、と。

最後に・・


と言うわけで今回は簡単にこんなぐらいで。

ちなみに本作ですが、メインストーリーは基本的に1本道なのですが
主人公のエリーがどの登場人物と親交を深めるかは作中の選択肢次第で分岐する
マルチエンドを採用しているとか。

そんな要素があるとは、つゆ知らずクリアしてしまいましたが、
ただのお手軽アドベンチャーの枠じゃ収まらない要素もあったりしてなかなか驚きです。

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エンディングシーンの1つ。
当初はこのルートに行き着くものとばかり思ってましたが、
他のルートもあるとなると・・やっぱり女性向けなのでしょうか。


なお上記内容を除いた場合で本作をお勧めできるのは
「お手軽に推理アドベンチャーを遊んでみたい」とか
「ちょっとした空き時間に遊べるアドベンチャーがないかな?」とか
考えている人でしょうか。
(ガチゲーマーにはちょっと物足りないとは思いますが・・)

では今回はこんなとこで。

プレイ感想 バディミッションBOND(ネタバレせず)

毎度ご無沙汰でした。

タイトルにもあるとおり、今回の作品は・・

バディミッションBOND
公式サイト:https://www.nintendo.co.jp/switch/aq2fa/index.html




こちらパッケージデザイン。

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で、こちらタイトル画面。
パッケージを飾る二人の人物が中央に大きく映ってますが
右後方にもメインキャラ2名が小さく映ってます。

本作はコーエーテクモ開発(厳密には社内の開発チームのルビーパーティ)、ニンテンドー販売、
キャラクターデザインは村田雄介氏(代表作:アイシールド21、ワンパンマン)という。

プロモーション動画を見て、
「これは間違いなく力作に違いない!」
と思って思わず手に取った1作です。(ちなみにプロモーションは以下)






ではではゲーム紹介と感想をば。



あらすじ


真実に迫れ、相棒と共に。
亡き養父の夢を継ぎ、ヒーローを目指す警察官ルークと被害総額・数百億ともいわれる「怪盗ビースト」こと、アーロン。数奇な出会いが2人の運命を大きく変えていく……。頼れる相棒として助け合い、時にはぶつかり合いながら、ルークの父の死の謎、そして世界を揺るがす大きな陰謀に立ち向かう熱き友情の物語。
(公式サイトから引用)


キャラクターについて


毎度のごとく、ゲームの登場キャラクター全員について
書くと長くなっちゃうので主要キャラだけに絞ろうかなと。

ちなみにタイトルからなんとなーく予想がつく通り、
BONDとはチームメンバーそれぞれを特徴づけるそれぞれの単語の頭文字にあやかっているという
お約束のパターン。



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ルーク・ウィリアムズ

本作のメイン主人公であり、チームBONDの”D"、Doggieを担当。
なぜDoggie(犬)と呼ばれるに至ったか?について
犬っぽい見た目と彼の職業が警察官であり、俗に「イヌ」と呼ばれる職業である事が理由かと。

正義感の強い警察官だった養父の影響からか、誠実かつ正義感あふれる性格に育ち、
ヒーローになることを目指す青年。
警察官という職業であるからか、他のメンバー3人ほど世間ずれしておらず、
(てか他の3人がアウトローだったりマイペースなのもあるけれど)
コミカルなシーンではチーム内のツッコミ役になってますが、他の3人に振り回されること多数。
(彼も彼で、他の3人からは理解されないような風変わりな一面もあったりしますが)


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アーロン

ルークの相棒的立場の人物であり、チームBONDの"B"を担当する、怪盗Beast(ビースト)。
作中において世界各国の宝石を奪い、その獣のような風貌と大胆な手口からそう呼ばれるように。

ビーストの二つ名が示す通り、視力・聴力は人間のそれを遥かに上回り、
また数多の宝石を奪ってきたためか、意外にも宝石の審美眼に優れている。

直情的かつ粗暴で口が悪いが乱暴者ではあるが、故郷の家族を大切にしていたり、
目の前の人を放っておかないなど、悪になりきれない人情味あふれる人物。

ルークと出会ったことで彼の運命もまた動き出す。

なお眠る時は豪快に鼻提灯をたらす。


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モクマ・エンドウ

チームBONDの"N"こと、Ninja(忍者)を担当。

物語当初、ヒーローショーに忍者役で出演している時は
セリフを間違えたり進行を変えてしまったり。
無類の酒好き・女好きであり、登場当初から酒を飲みながら周囲の女性に声をかけるも
冷たくあしらわれる3枚目。
(昔馴染みのナデシコだけは例外で作中で唯一彼に付き合ってくれる女性)

普段は飄々としているが、チームBOND内で最年長であることもあり、
経験から来る引き出しも多く、精神的に成熟した、やるときはやる大人の男。

時に少女漫画の乙女のごとく、瞳を輝かせたコミカルな姿を見せるが、
自身の過去については沈黙し、時に必要以上に自らを戒めるかの如く、自己を犠牲にする一幕もあり、
これらの振る舞いには彼の過去が深く影響しており・・・。

彼の過去と振る舞いをめぐってはある人物の怒りを買い、執拗に狙われるように。

なお酒の好みは濁酒で作中も頻繁に飲んではチームBONDの面々に勧めている。


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チェズレイ・ニコルズ

作中において仮面の詐欺師と呼ばれる存在でチームBONDの"O"こと
OUTWITTER (アウトウィッター)に該当する美青年。
(その意は出し抜く者あるいは裏をかく者)

作中のとある事件でルーク達と関わったことから、犯罪者でありながらも
超法規的にチームBONDの一員になることに。

チームBONDの中でもその「仮面の詐欺師」の二つ名からもわかる通り、腹に一物抱えた人物。
チームBONDの面々を冷笑することも多く、同じアウトローのアーロンとは対照的。
その腹の内が表に現れる際は顔芸と言って良いぐらいの禍々しく表情を変える。

なお芸術や音楽に深い造詣を持っているが、歴史・宝石関係は専門外。
極度の潔癖症で、自身の飲む濁酒を勧めるモクマの誘いはひらりと躱す。



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ナデシコ・レイゼイ

謎多き妖艶な美女。
どのような事態においても取り乱すことのない、肝が据わった豪胆な人物。

表の顔は投資家として活動しており、とある目的のために先の4名を招集、
表向きはバックダンサーユニット、その実は極秘潜入捜査チームである、
「チームBOND」を結成。
とある任務のため、スイのバックダンサーとしてチームBONDを派遣する。

モクマとは長年の付き合い。


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スイ・アッカルド

作中における世界的な歌姫であり、本作のヒロイン的存在。
プロ意識が強くかつ努力家で自分にも他人にも厳しい性格。
新任のバックダンサーユニットとして派遣されたチームBONDの面々、
特にダンスに不慣れであったルークへの風当たりは強い。

一方でショーに対して真摯に向き合う人物へは相手が無名であっても敬意を忘れない。

そんな彼女もまたチームBONDと関わり始めたことを切欠にして
運命的に作中の数々の事件に巻き込まれていく。



と、まあ他にもいろんなキャラが出てくるんですが、
メインどころはこの6名かなと。


ゲームの基本システム①シンキングタイム・捜査・潜入


本作は10をゆうに超えるエピソードで構成されており、遊びごたえたっぷりの構成です。

エピソードの流れとしては・・・

①エピソード導入部分 (事件の発生・発覚、潜入指示発令など)

②シンキングタイム (得られている情報から捜査の方針を決定)

③捜査パート (潜入先の情報を収集し、潜入ルートを確率)

④潜入パート

⑤エピソードエンド&評価

という感じ。



①エピソード導入部分

潜入ミッションが発生するまでの経緯がここでは描かれます。



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ストーリーの進行は画面を見た通り、コマ割りされていたり、擬音が文字に表記されていたりと
どこか漫画を読んでいるかの様な感覚で進んでいきます。


大体の場合において、後の捜査・潜入パートのヒントとなるキーワードが散りばめられていたりします。
(アドベンチャーゲームのお約束ですね)


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とは言うものの、ヒーローゲージと引き換えに後で思い出せたりもします。


②シンキングタイム

先のエピソード導入にて示された潜入ミッションについて
潜入前の捜査方針について相談・確認するシーンです。

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基本的にはチームのリーダーであるルークを中心に進みます。

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シンキングタイムの途中では、選択肢が発生、正しい選択肢を選ぶことで
「ヒーローゲージ」なるゲージが上昇し、エピソード終了後の評価に影響します。
(間違えるとヒーローゲージは減少しながらもシンキングタイムは進行します)



③捜査パート

潜入のための情報を集めるためのパートです。


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捜査パートはイメージのように線で結ばれた各捜査スポットを巡って
そこにいる人物から潜入先の情報を得て、潜入ルートを確立させることになります。

ただし捜査パートでは
 ・ターン制であり、1ターン当たりに行動(移動)できる回数に限りがあること。
 ・ターンごとの行動回数は、1つ移動するごとに消費してしまうこと。
  (回数でないことに注意)
 ・エピソードによっては一定のターン数しか捜査できないこと。
 ・潜入ルートは大体の場合で2個あり、どちらか1個開放すれば潜入できるように。
などなどの制約があり、これらのことを念頭に置いて捜査を進めないといけないです。

もし潜入ルートを開放するのに目標ターン数以上にターン数を要してしまえば、
ヒーローゲージが減ってしまいます。
(まぁ特段難しいこともないんですが)


またゲームタイトルの「バディミッション」という名の通り、
捜査パートからは2人1組で進めることになります。

ゲーム序盤はルークとアーロンしかいないので選びようもないのですが・・


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モクマ、チェズレイがチームに加入すると、4人のうちから2人を選出して捜査を進めることに。
(デフォルメがちょいと可愛い感じ)

基本的にはどの捜査スポットにおいても、特定の人物でなければ情報は聞き出せないので・・

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捜査バディを組む前に、捜査マップを調べて、誰なら情報を得られるか、
またどのようにスポットを巡るのが良いか、よく考える必要があります。
(さらにいうと捜査と関係ない、いわゆるハズレスポットもあるので、その点も見極める必要あり)


そしていざ捜査スポットにて聞き込むのに適したバディを選ぶことが出来たら・・


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「クリティカルトーク!」のセリフとともにバディのカットインが入ります。
バディの組み合わせでカットインが全て異なりますので、いろんな組み合わせを
試す楽しみもあります。


ただこれで聞き込みが出来る訳でもなく、場合によっては聞き込む相手に
適した選択肢を選べないと捜査が失敗して、ヒーローゲージを失うことに・・
(成功すればアップ)

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場合によっては特定の2人の組み合わせじゃないと捜査が成功しなかったり。



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ちょっと長くなりましたが、捜査パートはこれを繰り返して情報を集め、
2つあるうちのどちらか一方だけでも潜入ルートを開放できればクリア、
次の潜入パートへと進められます。



④潜入パート

潜入パートにて潜入ルートを開放したら、いざ潜入へ!
捜査パートと同様、潜入パートにおいてもバディ2名を選出します。

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潜入する2名を選出し、2名のうちどちらを操作するのかも選択します。
基本的に自由選出ですが、潜入ルートによっては特定のキャラがいないと潜入できない場合もあり。
なお操作するキャラによって潜入の難易度が変わるとかはありません。
個人の好みでOKです。

なお潜入ルートを2つとも開放していた場合、どちらのルートを進むのかはプレイヤーの自由となります。


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潜入においては漫画風の展開とは打って変わり、3Dで表現された潜入ルートを
実際にコントローラーを操作して進んでいきます。

潜入メンバーの組み合わせにより道中でおしゃべりが発生することもあり、
他愛のない会話から、ストーリーの内容に関わるものまで幅広く、会話のパターンを探すのも
また楽しめます。


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潜入ルートを進んでいくと時には会敵し、戦闘シーンが入る事も。
戦闘の操作としてQTE(クイックタイムイベント)が採用されており、
指定された通りにコマンドを入力するのみです。

入力に失敗してもゲームオーバーとはなりませんが、ペナルティとしてヒーローゲージが減少します。



⑤エピソードエンド&結果


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エピソード終了時点でのヒーローゲージの量に応じて
クリアランクが決まります。

後述するバディエピソード・サイドエピソードにおいては
クリアランクがある一定以上ないと解放されないエピソードも多くあるため、
是非ともエピソードランクはSを目指すようにしましょう。

ゲームの基本システム②バディエピソード・サイドエピソード


メインエピソードにおいても各登場人物の人物描写が豊富な本作ですが、
それとは別に各バディの関係性・その他サブキャラについても充実しており、
バディエピソード・サイドエピソードという形で、各エピソードの幕間に閲覧することで
より深く世界観・キャラクターの人物像を知ることができます。

まずはバディエピソードについて。

バディエピソードではチームBOND内の2名のコミュニケーションの様子が描かれます。

組み合わせは全6パターン漏れなく用意されており、
大体の場合においてストーリーの進行に合わせて閲覧できるようになっていきますが
「エピソード〇〇の潜入を特定の2名でクリア」
「エピソードクリア評価が〇以上」
など条件が必要になるエピソードもあり、全てを閲覧するには
根気よくやり込む必要もあります。
(幸にして、既読メッセージスキップなど周回プレイはやりやすくなってます)


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バディエピソードの画面。
画面下に小さく写ってますが、1組あたりエピソード数16とボリュームたっぷり。



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サイドエピソードにおいては先にも紹介しましたスイ、ナデシコ、ルークの養父のエドワードなど
各サブキャラのみならず、敵サイドのキャラクターについてもクローズアップされます。

サイドエピソードも同様にエピソードクリア及びクリアランクに応じて解放されていきます。


ではではこの辺から本作の評価を書いていこうかなと。

評価点①起承転結・緩急のついた、熱いストーリー展開


「バディミッションBOND」というタイトルでも示されている通り、本作のテーマは絆。

一口に絆といっても親子・家族の絆、仲間との絆、知り合った人々との絆と様々。

当初のチームBOND4名については・・

ヒーローとなることを夢見るも、その誠実さ・正義感の強さから空回り気味のルーク、
仲間を思うが故に一人危険な道を突き進んでしまうアーロン、
親しげにしながらも頑なに己の過去について沈黙を守るモクマ、
腹に一物抱えながらチームに加入し、決して仲間と交わろうとしないチェズレイ・・


何かしら皆抱えたものがあって当初は不安を内包したチームでありましたが
ミッションをこなす中で軋轢や道を違えることはあれど
最終的にチームとして覚醒・強く結びついた絆を築いていく様は王道的、
悪く言えば使い古されたパターンではありますが、その過程から結末までの描き方は必見。



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酔っ払うモクマと爆睡するアーロン。
時に間の抜けたシーンで笑いを誘うところもあれば・・・


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時にシリアスなシーンもあり、これら苦難を乗り越えていくからこそ、仲間との結びつきも強くなる。


作中の張られた伏線の数々が回収された時、
そして黒幕・ラスボスの存在に気付かされた時の衝撃たるや、
プレイヤーの予想を超えて記憶に強く残ること請け合い。

ストーリーの構成・抑揚が本当によく練られた作品と思います。


評価点②丁寧かつ充実したキャラクター描写


先にも書きましたとおり、メインエピソード・バディエピソード・サイドエピソードという
3本柱で本作は構成されています。

メインエピソード・バディエピソードでは主人公サイドの活躍・関係性が描かれるため、
当然そこではメインキャラクターの描写が多く、より深くメインキャラを知ることが出来るのですが・・

メインキャラのみならず、サブキャラ・敵キャラにおいてもサイドエピソードにて、
その人物の過去や心情描写がなされているのが、本作が他の作品と異なる大きな特徴です。


本作における敵キャラクターでは、表情や言動が登場時から180度変わってしまうキャラ
(所謂ネコ被り)もいるのですが、
サイドエピソードではその人物の過去やその腹の内がクローズアップされ、
ただの噛ませキャラとして使われていないというのも、キャラクター・作品への
スタッフの愛情が感じ取れます。


特に最後の最後で明かされる、とある人物達が残した絆のシーン、
その後訪れる本当のクライマックスシーン・・

それらには製作陣が練りに練ったシナリオ・脚本・キャラクター設定から最後に示される絆の形、
声優さんの名演に加えて、さらに予想を超える展開も相まって本作一の感動シーンであり、
いかに本作が製作サイドから愛された作品であるかがわかります。

是非とも最後までプレイして味わって欲しいシーンですね。



改善点①難易度の低い謎解き要素


ゲームの雰囲気的に逆転裁判シリーズのような
謎解きとか犯人探しのミステリー要素があるのかな〜と期待していたのですが
ミステリーアドべンチャーとしての難易度はかなり低く抑えられており、

「小学生向けに製作されたのか?」

と思えるぐらいです。
(なお本作のレーティングはCERO Cであり対象年齢15歳以上なんですが・・)

操作パートの「誰がいないといけないか?」「誰と誰の組み合わせなら良いか?」も
すぐにわかるようなヒントが明示されていますし、
会話途中に現れる選択肢においても「思い出す」のコマンドを選択すれば
ヒーローゲージの低下こそあるものの、誰でもすぐに正しい選択肢に辿りつけてしまいます。
(選択肢は3つしかなく、そもそもが難しい選択でもないので・・)

ストーリーの構成は決して低年齢層向けではないのに
この謎解きの要素の低難易度具合は物足りなく感じるのは仕方がないのかなと。
ゲームという形をとっている割に、プレイヤーが作品に介入している感触が弱いんですね。


まあちょいと邪推すると、本作はシリーズ化することが決まっていて
第1作目である本作をあまり難しくするとユーザーが獲得しにくくなるのと、
次作以降で手にとってもらえなくなることを懸念して低難易度に設定したのかなと思いましたが・・。

もしこの予想通りだったとしてもキャラもストーリーもグラフィックも音楽も魅力十分なのだから、
謎解きも対象年齢相当の難しさにしても、なんら心配もなかったものと思います。


でも不満点としてはそれぐらいで他にはケチの付けようのない良作です。
他の要素は魅力で溢れていたのに、謎解き要素で画竜点睛を欠いてしまった、ですね。



最後に・・・


色々と長々と書きましたが、結局のところ本作は
キャラも良いし、ストーリーも秀逸だし、BGM・グラフィックもクセになる面白さ。
(作中BGMのヒーローショーの「ニンジャジャ〜ン♪」とか特にね)

王道的なストーリー展開ではあるけれど、間違いなくアドベンチャー好きなら
楽しめる作品なので是非とも手にとって、最後の、本当に最後まで遊んで欲しいです。(意味深)

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エンディングを迎えると見ることのできる、チームBOND4名の集合画像。
全ての伏線を回収したエンディングはまさに大団円そのもの。

ここまで作り込まれた作品なら、おそらくは次回作も制作されるだろうと思いますんで・・・。

それでは今回はこの辺で。



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

バディミッション BOND
価格:6557円(税込、送料無料) (2021/5/20時点)


プレイ感想 殺人探偵ジャック・ザ・リッパー(ネタバレなし)

毎度お久しぶりです。


今回は暇な時にiPadでAPPストアを覗いていたら
見つけてしまった&前々から気になっていたこの作品。

日本一ソフトウェア開発&販売の
殺人探偵 ジャック・ザ・リッパー
公式サイトhttps://nippon1.jp/consumer/jack/


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タイトル画面は2種類。探偵としての表情と殺人鬼としての表情。


本作は2019年4月25日にPS4とニンテンドースイッチで発売されていた
同タイトルがappストア及びGooglePlayで配信されたものですね。
お値段はお求めやすい1,960円(税込)。

PS4やスイッチで遊ぶ場合はダウンロード版を購入しようとすると
2021年3月時点でもフルプライスで7,000円近くするので
中古ソフトを買うのでもなければアプリ版が断然お得。


ゲームの基本システムとしては、物語を読み進めるアドベンチャーゲームで
各話の途中で現れる選択肢において

理知的あるいは法や秩序にを重んじた選択を多く取った場合に進む「探偵ルート」、
衝動的あるいは悪人を自らの手で裁くような選択を多く取った場合に進む「殺人鬼ルート」、

と、後半のストーリーが変化するのが特徴です。


過去に日本一ソフトウェア社から発売されていた、
流行り神シリーズの流れを組む作品ですね。
多分開発チームが同じなのかな・・・。
(あと流行り神シリーズ新作出ないかなぁ・・・)

それじゃゲーム紹介と感想をば。






あらすじ



私立探偵、アーサー・ヒューイットは連続殺人事件の調査中、死体を発見した強いショックからか、
『切り裂きジャック(ジャック・ザ・リッパー)』を自称する別人格の存在を知覚する。


奇妙な相棒を得たアーサーを中心に巻き起こる数々の事件は、やがてロンドンに蠢く闇へ集束していく。

探偵として理知的に調査し、犯罪者の罪を暴くのか。
殺人鬼の昂る衝動に任せ、犯罪者を自らの手で裁くのか。

本当にその選択は正しいものだったのか。
後悔に苛まれないようによく考えろ。

選べ、善か悪か――。
(以上、公式から引用)





キャラクターについて

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主人公 アーサー・ヒューイット。

ロンドンで探偵事務所を構える青年で紅茶を愛するイギリス紳士。

ゲーム最初の連続殺人事件を調査している最中に
ジャック・ザ・リッパーを名乗る男の人格を知覚するようになり、
探偵として事件の真相を探りながらも
時にジャックの人格に身を委ね、
ルート次第では殺人鬼として法をすり抜ける悪党を
その手で裁くようになる。


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殺人鬼状態のアーサー。
目は釣り上がり、服装は乱れいかにも凶悪な殺人鬼の姿になる。


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ジャック・ザ・リッパー(自称)ことジャック。(画面右側の人物)

かつてイギリスで現実に起きた連続殺人事件の犯人をモデルにした人物。
ちなみに「ジャック」とは英語圏では名前のない、もしくは不明の人物を指す呼称なのだとか。

実際にはどのような人物だったのかわかっていないのですが
本作では画像のような髭面にコートを羽織った男とされています。
まぁフィクションだし。

殺人鬼であるからには、見境なく人を切りつけようとするかと思いきや、
妙に事情通だったり、頭が切れるところもあり、謎の多い人物。
アーサーも最初は相手にしないよう努めてましたが、
事件の相談に乗ってもらったり、時にジャックに自らの体を明け渡したりして
相棒としてなくてはならない存在に。

また大変な甘党で紅茶に砂糖を入れる・入れないでアーサーと言い争いになることもw

===

とりあえずキャラ紹介は上の二人だけにしておこうかなと。

他にもアーサーの父親で警察官のエドガー、
ロンドンを牛耳るマフィアのNo.2にしてボクっ娘のローリー、
堅物の女警察官のシャーロットだとか紹介すべきキャラはいますが
如何せん長くなるので・・。
(なお女性二人はともにアーサーにそれとなく気がある模様・・)


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ボクっ娘ローリー。何かにつけてアーサーの探偵事務所に転がり込む。


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堅物女警察官のシャーロット。
正義に熱い人なので人しての進むべき道を度々アーサーに説くこと多し。
彼女もたびたびアーサーの探偵事務所を訪れるのでローリーと火花を散らすことも。


ゲームの基本システム①ストーリー分岐


先にも書いた通り、本ゲームは流行り神の流れを汲む作品であり、

・ノベル系アドベンチャー
・オムニバス形式のストーリー
・選択肢次第でストーリー後半の展開が大きく変わり、それぞれの結末を迎える

と上の3点が共通点としてございます。

本作のキャラクターにはそれぞれ声優さんが声をあてていて、
全編フルボイスと言うのが流行り神には有りませんでしたね。
(ホラーノベルだと声がないほうが恐怖を駆り立ててくれるのかもですが)

特に特徴的なのが
「選択肢次第でストーリー後半の展開が大きく変わり、それぞれの結末を迎える」
と言う点。

流行り神の時も現実では到底考えられない事象が起きている事件に対し、

・飽くまで科学的な見地から操作を進めるのか (科学ルート)
・それとも幽霊や呪いなどの超常的な現象も有り得ると認めた上で操作を進めるのか (オカルトルート)

と言う観点からストーリーが分岐し、それぞれ事件の展開が異なってくると言う、
なんとも胸が踊るようなゲーム設計がされていました。

流行り神1の頃は、

両方のルートを通ることで初めて事件の全貌が見えてくる!

というものだったんですけど、2以降はただ単に展開が変わるだけになったのが残念でしたが。

で、本作もそれは同様で・・・

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ストーリー中に現れる選択肢に対し・・



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選択が理知的あるいは法や秩序にを重んじたものであれば、
探偵としてのアーサーのカットインが入り、



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選択が衝動的あるいは悪人を自らの手で裁くようなものであれば
殺人鬼としてのアーサーのカットインが入ります。


で、最終的にどちらの選択肢を多く取ったかによって
後半のストーリー展開が変わります。


プレーヤーの心持ち次第で展開が変わるのも
またちょっと面白いシステムであるなぁと。

ストーリーのクライマックスもそれまでの選択の総決算がなされ、
これまた探偵ルート・殺人鬼ルートそれぞれに分岐します。

クライマックスの分岐はアトラスで発売されていた、キャサリンを彷彿とさせますね。
(あの作品もクライマックスのストーリー展開はそれまでの選択の総決算で決まってました)

ゲームの基本システム②ボーナスシアター


本作はノベル式のアドベンチャーゲームですので途中の選択肢を誤ると

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無情にもバッドエンドに直行します。

ちなみにアーサーが命を失うような場合には画像のような「DEAD END」、
その後の操作が続けられなくなるような場合になると「BAD END」
と表示されます。

ですが、本作はこの場合でもすぐにタイトルに戻ることは無く・・・

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ボーナスシアターに移行します。

名目上は
「バッドエンドに至ったプレイヤーへの原因の解説と救済」
ですが、どちらかと言うとデフォルメキャラ達によるドタバタ寸劇の方がメインのような・・


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主人公のアーサーはもちろん、その他のキャラもデフォルメされ
(とあるキャラは性格もデフォルメ?され)
本編では考えられないようなドタバタ劇が繰り広げられます。

正直、アドベンチャーゲーム慣れしていると本作は

「これはバッドエンドに向かう選択肢だよな・・」

というのがわかるので、ゲームプレイ後半は
この寸劇を見るためにワザとバッドエンドの選択肢を選んでみたり。

ちなみにこのボーナスシアターも、もちろんフルボイス。

バッドエンドから繋がるところといい、デフォルメキャラによる寸劇といい、
BLAZBLUE CONTINIUM SHIFTの「助けて!ココノエ博士!」を思い出しました。
(あれはニコニコのタグで「公式が病気」とか呼ばれるぐらいものでしたがw)

ではこれ以降は感想をば。

評価点①愛着の湧くキャラクター


本作は従来の日本一ソフトウェアのアドベンチャー作品のどれよりも
キャラクターの設定・描写に熱が入っており、
イラスト・声優・バックグラウンドのいずれにおいても
手が抜かれていたりだとか矛盾を感じる点もなく、大変丁寧に作り込まれております。


軽いものからいくと、先に述べた通り、ジャックは極度の甘党ですが
主人公のアーサーはストレートで飲むことをポリシーにしているので
紅茶に砂糖を入れる・入れないについて2人(傍目には1人)で
延々と小競り合いを繰り返したり・・

かと思えば先に述べた通り、
ローリーとシャーロットはアーサーをめぐって火花を散らしたり・・


クスッと笑えるようなシーンも随所に盛り込まれており、
なかなか茶目っ気のあるキャラで溢れております。


また声優さんの演技も自然そのもので何ら違和感なく、
メインキャラのアーサー、ジャックから脇役のキャラクターまでとても馴染んでおりました。
(もちろんボーナスシアターにおいても同様)

そしてメインストーリー以外でも各キャラの深堀りがなされており・・

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メインストーリーを進めていくと解放されるサブストーリー。
ここでは作中で語られなかったキャラの過去や一幕が展開される。


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そのほかにもキャラクター辞典や設定資料集も閲覧可能。
キャラクターがどのような人物なのか、とことんまで知ることが可能。


また本作は殺人事件を扱っている関係上シリアスなシーンも多いのですが、
そこで垣間見える各キャラの心情・信念・人格が丹念に作り込まれており、
感情移入できるシーンも多かったです。


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ジャックが殺人鬼としての覚悟を語るシーン。
普段の軽口はなりを潜め、神妙かつ重みのある口調で語られ、
彼がただの快楽殺人主義者でないことが伺える。


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本作で特に印象深かった、ローリーが事件の顛末にマフィアの幹部としてケジメをつけ、
その後にアーサーと落ち合うシーン。
(ネタバレできないから、こう書くしかないのです。)

このシーンの一つ手前でそのストーリー中で迎える事件の結末と
ローリーの行為・決断にこの上なく哀愁感が漂っております。

本作のテーマでもある、
「飽くまで法・秩序に則って悪人を裁く」のか「自らの手で法を掻い潜る悪を裁く」のか、
まさにそれを象徴するシーンであったと思います。


評価点②選択により分岐するストーリー展開


流行り神からの伝統の要素です。

取ってきた選択肢により後半のストーリー展開がガラリと変わるのは
アドベンチャー好きとしては楽しみな部分。

探偵ルートでは紳士的であったアーサーが、
殺人鬼ルートでは理性を振り切って180度異なった姿になるのも
ギャップがあって目を引きます。

そして細かいことに、過去のストーリーでどちらを選んだかによって、
次のストーリーにおいてちょっとした変化があったりするなど
なかなか芸が細かいところもありました。

欲を言えば探偵ルートと殺人鬼ルートを通った時、
事件の全貌が見えてくるようになっていれば、更にゲームにのめり込むことが出来たのですが。

かつての流行り神の初作みたくならないかな〜と思いました。


それでは以降は物足りない点について。



物足りない点

①作業になりがちなルート分岐

先に述べた通り、ストーリーはその選択肢の偏りによって
分岐してそれぞれの結末を迎えるのでそれが良い点である反面、
ちょっと「ん〜?」と思ってしまう点もあり・・

実も蓋もなく言ってしまえば「探偵ルート」か「殺人鬼ルート」に別れるだけなので
ある程度ゲームに慣れてきてしまうと、

「どちらの選択肢が自分の意に沿っているか?」

というよりも

「どちらのルートを先に読むか?」

というだけになってしまって、
選択肢もどちらかのルートのものを選ぶだけの作業になりがちです。

そして2週目は当然、もう一方のルートを同様の手順で進むだけ・・。

既読スキップ機能だとか、分岐マップだとか、ジャンプ機能があるので
2週目においてはよりスムーズにゲームを進めることが出来て良いのですが、
内容が単調なものになった感じがして、充実感としてはイマイチ。

選択肢の選び方や割合に応じて、ゲームの終わりに分析結果とかあったら
また違ったかな〜とも思いますが、このシステムを取っている以上、
ある程度こうなるのは致し方ないですね・・。


②推理要素がゼロ

タイトルに「殺人探偵」とついている割に・・・
本作で推理するような要素はゼロです。

本作の源流にもなったと思われる流行り神シリーズでは
物語の最後に事件の真相を紐解く、「推理ロジック」なるものがあったんですが・・

本作はただ選択肢を選んで読み進めているだけでエンディングにたどり着けてしまいます。
特に決まったフラグを立てる必要もないので、ゲームとしてはちょっと退屈に思いました。

「探偵」とタイトルにつけるのであれば、やはり推理要素を盛り込んで欲しかったなと。


===

最後に


以上のように書きましたが、純粋に読み物としては本作、かなり楽しめるのかなと。

探偵という言葉につられちゃうと、推理要素のないところに
ちょいとがっかりしてしまうかもですが。

気になる方はappストアや中古を購入されるのが遊びやすいのかな〜と。

それではまた次のゲームで。



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